用途によって適したワイヤーロープが異なるため、ワイヤーに多くの種類があります。
では、何を基準にして使い分ければよいのでしょうか。
今回は、ワイヤーの用途についてご紹介いたします。
▼ワイヤーの用途
■吊るす・固定する
ワイヤーは重量物を吊るしたり、荷物を固定したりするのに使われます。
例えばクレーンで荷物を吊り上げる際は、摩擦・摩耗に強い硬鋼線材が最適です。
ステンレスでできたワイヤーは強じんなことから、エレベーターのワイヤーとしても使われます。
■過酷な環境下での使用
金属は水や塩によって錆びる性質がありますが、腐食に強く錆びにくいのがステンレスです。
そのためステンレス鋼線材は、海洋でのワイヤーとして用いられます。
また紫外線や雨風の影響を受けるバルコニーの手すりにも、過酷な環境下で耐えられるステンレス鋼線材はぴったりです。
■害獣への対策
農作物に大きな被害を与える害獣対策には、金網・防獣フェンス・ワイヤーメッシュなどが適しています。
なかでもワイヤーメッシュは、耐久性に優れメンテナンスの手間もかかりません。
畑の周囲に設置することで、害獣を寄せ付けず農作物を守れます。
▼まとめ
ワイヤーには「吊るす・固定する」「過酷な環境下での使用」「害獣への対策」といった用途があります。
それぞれの用途によって適したワイヤーが異なるため、種類を見極めることが必要です。
『株式会社信和線材』では、さまざまな種類の線材を扱っております。
線材加工の確かな技術と高度なノウハウを兼ね備えておりますので、鉄線に関することはお気軽にお尋ねください。
ワイヤーの用途とは?
