コラム

ステンレスの種類とは

ステンレスにはさまざまな種類があり、それぞれ特徴があります。
種類を理解することで、ステンレスの適切な選択や使用方法をより深く理解することが可能です。
そこで今回は、ステンレスの種類についてまとめましたので、ぜひご覧ください。
▼ステンレスの種類
■オーステナイト系
オーステナイト系ステンレスは、クロムとニッケルが主成分です。
さらにSUS304・SUS316・SUS321などに分けられ、建築や食品加工・自動車部品などで広く使われています。
■フェライト系
フェライト系ステンレスはクロムが主成分で、一般的な家庭製品で多く使われています。
耐食性に優れており、建築内装や電気器具の部品などに使用されています。
■マルテンサイト系
マルテンサイト系ステンレスは、主成分が炭素とクロムを成分としています。
厳しい環境下では錆びやすく耐食性も劣る特徴がありますが、熱処理をすると金属組織を硬くする性質があります。
■デュアルフェーズ系
フェライト相とオーステナイト相の2つの組織を持つのが、デュアルフェーズ系ステンレスです。
耐食性の高さから、化学プラントや海洋構造物などに多く使われています。
■スーパーオーステナイト系
高い耐食性と強度を持つのが、スーパーオーステナイト系ステンレスです。
強度の高さから、石油プラントや海洋構造物などで使用されています。
▼まとめ
ステンレスには、オーステナイト系・フェライト系・マルテンサイト系などの種類があります。
それぞれ特徴があるため、用途に合わせて選ぶと良いでしょう。
江戸川区にある『株式会社信和線材』では、鉄線をはじめとする線材の直線切断加工および製品の販売を行っております。
厳格な品質管理を徹底しておりますので、線材でお悩みの方はぜひご相談ください。

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